間違うと怖いノロウイルスの予防方!!

【1:「手洗いをしているから大丈夫」と思い込む】

ノロウイルスなど感染症の予防には、手洗いはとても大切です。しかし、爪は伸びていませんか?

爪が伸びてしまっていると、爪の間にウイルスが入ってしまうため、手洗いの効果がない場合があります。

子どもの爪は常に短くしておいて、もちろんママもこの時期だけはネイルアートをお休みしましょう。



【2:汚染した衣類や雑巾を子どもの前で洗う】

部屋の中で汚物のついた衣類や雑巾を洗い、部屋の中に干していませんか?

処理の際に、吸い込むと感染してしまうおそれのある飛沫が発生します。最低でも3mは遠ざける必要があります。

とくに子どもは別室に連れて行くのがいいでしょう。洗剤を入れた水の中でもみ洗いをして、しぶきを吸い込まないように気を付けてください。



【3:家族で同じ”手洗いタオル”を使う】

タオルについたウイルスは、死なずに残っています。

そのため、ウイルスがついたタオルで手を拭いて、その手で口に触れると感染の危険が高まります。家族で、別々の手洗いタオルを用意しましょう。



【4:手洗いに固形せっけんを使う】

固形せっけんでは保管時不潔になりやすいです。よって、1回ずつ個別に使える液体せっけんを使いましょう。



【5:感染している人をお風呂に入れる】

体が汚れてしまった場合、お風呂に入れたくなりますよね。しかし、ちょっと待ってください! 万が一、体にわずかでも汚物がついている状態で入浴すると、そこから感染してしまう可能性もあるんです!

家族が感染し、発症してしまった場合は、湯船を使うのをやめ、お風呂の椅子やスポンジなども別々にするか、塩素系漂白剤で消毒した方がいいです。

もし、どうしてもお風呂に入れたい場合は、最後に入れましょう。また、湯船に浸かる前に、しっかりお尻を洗ってくださいね。



【6:「症状が治まったから」と素手でオムツ交換をする】

ノロウイルスは、感染しても通常3日以内に回復します。

けれども、症状が治まってもウイルスは10日程度、排出されていることが……! よって、オムツの取り扱いにはとくに注意しましょう。



【7:吐いてしまった場所だけ消毒する】

嘔吐物は、想像以上に遠くまで飛び散っています。床から1mの高さで吐くと、カーペットでは最大1.8m、フローリングでは2.3mも飛び散るそうです。

カーペットの場合は毛足の長さにも影響されますが、広い範囲を消毒しましょう。



【8:ウイルス除去のために衣類やタオルをまとめて洗濯機で洗う】

ウイルスで汚れてしまったものの処理はどうしていますか?

つい、洗濯機で洗ってしまいたくなるはず。しかし、ノロウイルスは通常の洗剤では殺菌できないため、感染していない人のものまで汚染されてしまう可能性があります!

洗濯機で洗うときは、ちょっと大変ですが感染してしまった人の衣類やタオルは分けて、塩素系漂白剤で消毒してから洗濯しましょう。これで、リスクが大幅に減少しますよ。

目に見えないものだからこそ気を抜いてはいけません!特にノロは感染力が強いため、ちょっとした嘔吐物などからすぐに感染してしまうので気を付けて下さい!