危ないいびきの特徴とは!!

【1:“激しい音”が“繰り返し中断”するいびきには要注意!】

いびきの音は、“なし”が正常、“小さい音”が“規則的”ならば“単純いびき症”であり治療の必要はありません。しかし、“大きい音”が“やや不規則”である、あるいは“激しい音”が“繰り返し中断”するのは、睡眠時無呼吸症候群に特徴的な症状です。とくに、“激しい音”が“繰り返し中断”する場合は重症の睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

【2:睡眠途中に何度も目が覚めてしまう症状も】

睡眠中に何度も目が覚めてしまうのも、睡眠時無呼吸症候群の特徴です。睡眠中に何回も意識が覚醒すると、脳は深刻な不眠に陥ります。結果として、昼間に耐えがたい眠気に襲われたり、集中力が低下するなどの状態になります。これが長く続いた場合、運転中に事故を引き起こしたりすることが少なくありません。注意が必要です。

【3:呼吸機能の低下】

これは病院で精密な検査をしなければわかりません。具体的には、多くの場合で一晩入院し、睡眠中も脳波などのデータを計測し続けます。眠っている間に酸素が足りなくなるわけですから、この症状がもっとも危険です。起床すると頭痛がする場合は、空気を出し入れする働きが低下している可能性があります。ここまでの3つが、睡眠時無呼吸症候群を診断する基準になります。

【4:太っている】

いびきはそもそも、仰向けになることにより、のど(咽頭)の前側にある舌が重力で落ち込んで、のどの開きを狭くするために発生します。したがって、仰臥位(あおむけ)から側臥位(横向き)に体勢を変えることで、いびきが改善することもあります。肥満により、脂肪が増えれば、当然のどの開きは狭くなりますね。また、お腹まわりに脂肪が増えることで、呼吸に重要な横隔膜の働きが低下するため、いびきが大きくなり、呼吸機能が低下するのです。日本人の男性の30%は肥満であり、睡眠時無呼吸症候群患者の70%には肥満を合併します。気になる症状があるかたは、ダイエットを始めましょう。

【5:アゴが小さく細い・引っ込んでいる】

いびきのメカニズムを考えれば、“うつむき加減”になるとのどの開きが狭くなり、いびきがひどくなることがわかると思います。しかし、そもそも日本人は欧米と比較して、アゴが小さく細い人、アゴが引っ込んでいる人が多いことが知られています。生まれつき“うつむき加減”の人が多いと言えるのです。ヤセている人でもいびきをかくことがあるのは、これが理由です。肥満でないからといって、油断はできません。

【6:鼻炎だ】

意外なことのように思われますが、慢性副鼻腔炎・鼻アレルギーなどの鼻の症状も、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になります。鼻の空気抵抗が増えると、息を吸い込むのにより大きな力が必要になるため、柔らかいのどの組織は引っぱられて狭くなってしまうのです。いびきで悩んでいる場合は、鼻炎の治療を済ませることも有効です。



自分もいびきをかくみたいなので止まったりしてないか今度聞いてみたいと思いますw