睡眠不足が引き起こす症状とは!!

大人になればなるほど夜更かししてしまうものです。しかし寝不足が続くといつか大惨事になるかも・・・

そこで今回は寝不足が引き起こす症状を紹介します。

【1:運転中や仕事中に事故を起こしやすくなる】

睡眠不足は飲酒運転と同じく、交通事故の大きな要因だと考えられます。また、睡眠不足は、仕事中の事故やケガを引き起こすもと。ある研究によれば、日中に眠気を訴える人は、仕事中に事故を起こしやすく、繰り返してしまうことが多いそうです。

 

【2:仕事や勉強のパフォーマンス、記憶力が落ちる】

睡眠は、脳のはたらきに深く関係しています。睡眠不足だと、注意力、集中力、論理的思考力、問題解決能力が落ちるので、仕事や勉強の効率が落ちるのは必至です。また、睡眠中、脳は記憶を整理したり、定着させたりする役割を果たしています。このため、睡眠不足だと、日中に学んだり経験したりしたことをきちんと記憶できなくなってしまうのです。

 

【3:生活習慣病にかかりやすくなる】

睡眠不足が慢性化すると、心臓病、高血圧症、脳卒中、糖尿病といった生活習慣病にかかるリスクも高まります。

 

【4:性欲が減退する】

睡眠不足は、性欲の低下をもたらしますが、特に、男性への影響が深刻。また、2002年に発表された研究によると、睡眠時無呼吸症候群である男性のおよそ半数は、夜間に男性ホルモンのテストステロンが急速に減少する傾向が見られたそうです。

 

【5:うつ病にかかりやすくなる】

うつ病患者には睡眠時間が6時間未満の人が多かったとのこと。また2007年の調査では、不眠症の人は、うつ病にかかるリスクが5倍にもなることが明らかになっています。不眠はうつ病の症状として現れることもあるので、“不眠が原因でうつ病になる”、“うつ病が原因で不眠になる”という2つのケースが考えられますが、いずれにせよ睡眠不足がうつ病と密接な関係にあることは間違いありません。

 

【6:肌の老化を招く】

睡眠不足が続くと、ストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌され、他方、成長ホルモンの分泌が減るので、肌のハリが失われ、シワができやすくなってしまいます。

 

【7:肥満になる】

睡眠不足は、飢餓感や食欲を高め、肥満の原因にもなるといわれています。単に食欲を高めるだけでなく、高脂肪のものや炭水化物など、太りやすい食べ物を欲してしまうのだそうです。

 

【8:死にやすくなる】

睡眠時間が5~7時間、あるいはそれ以下という人は、あらゆる原因において死亡率が高くなるとのこと。特に、心筋梗塞狭心症など、心臓や血管にかかわる病気による死亡率は、睡眠不足によって2倍に高まるのだそうです。

 

若いうちは大丈夫と思いながらやっていることが実は命取りになるのかもしれませんね。自分が死ぬならまだしも、事故などで他人を巻き込むようなことがあっては大変なので、みなさんも睡眠を見直してみましょう!